院長コラム
パリで再定義する『ゆとりの美』：
アートとウェルネスから生まれる内面からの輝き

先日訪れたパリアートバーゼルでは、現代アートが持つ「本質的な美」を深く追求しました。表面的な美しさだけでなく、その奥にある創造性や哲学こそが、私たちの美容医療の道標となることを確信しました。

そして、アートバーゼル会場を後にし、パリの街を歩く中で、私は新たな発見をしました。街角の小さなギャラリーやカフェ、そして何気ない人々の表情に宿る、「ゆとり」という美しさです。芸術を日常とする彼らの表情はどこか穏やかで、内側から満たされているように見えました。

忙しい日々の中で、私たちはともすれば自分の外見ばかりに意識を向けがちです。しかし、真の美しさとは、外見だけでなく、心を豊かにすることで内側から滲み出るものだと、今回の旅で再認識しました。アートに触れ、感性を磨く時間を持つことは、自分自身を深く見つめ直し、心に「ゆとり」を生み出します。この「ゆとりの美」こそが、健やかで輝く肌へと繋がっていくのではないでしょうか。

WA CLINICは、単に肌の悩みを解決するだけの場所ではありません。「和」という言葉に込めた想いのように、医療とウェルネス、内面と外面、そして患者様と私たちの対話を通じて、調和のとれた美を創造することを目指しています。

パリアートバーゼルでの経験は、私自身の美意識をさらに研ぎ澄ませてくれました。このインスピレーションを日々の診療に活かし、これからも皆様の人生に寄り添う美のパートナーとして、心と体の両面から「本物の美」を追求してまいります。