I.私たちWA CLINICが考える、その位置づけ
糸リフトは、
「切らずにリフトアップできる治療」として
多くの方に知られるようになりました。
一方で、
糸リフトについての情報は
「何本入れるか」「どれくらい引き上がるか」
といった表面的な内容が先行しているように感じます。
糸リフトは、あくまで
美容医療における数ある治療ツールの一つ
という位置づけです。
顔のたるみは、皮膚のゆるみだけでなく、
脂肪、筋肉、骨格の変化が重なって生じます。
そのため、
糸だけで全てを解決しようとすると、
不自然さや過剰な負担につながることがあります。
糸リフトは、
「引き上げるために使う治療」ではなく、
位置を整えるために使う治療。
私たちWA CLINICでは、
この考え方を糸リフト治療の前提としています。
II.糸リフトを活かすための考え方
なぜ「土台を整える」ことが重要なのか
私たちWA CLINICでは、
糸リフトを検討する際、
まず顔全体の状態を総合的に評価します。
たるみが目立つ場合でも、
その原因が
皮膚のハリ低下なのか、
ボリュームバランスなのか、
筋肉の動きによるものなのかによって、
取るべきアプローチは変わります。
たとえば、
- RF治療によって皮膚のハリや弾力を高める
- ヒアルロン酸注入で不足しているボリュームを補う
- ボトックス注入で筋肉の動きを調整する
これらの治療は、
糸リフトの代わりではありません。
糸リフトをより適切に使うための準備
という位置づけです。
III.WA CLINICの「オーダーメイド処方」
土台が整っていない状態で糸を入れると、
必要以上に強い牽引が必要になり、
結果として
本数が増えてしまうこともあります。
一方で、
他の治療によって顔全体のバランスを整えたうえで糸を使うと、
少ない本数でも、自然な変化が得られるケースは
決して珍しくありません。
糸リフトは、
単体で完結させる治療ではなく、
組み合わせ方によって価値が変わる治療。
これが、
私たちWA CLINICの基本的な考え方です。
著者情報
武藤 文之介
私はこれまで、地域に根差した皮膚科医として数多くのニキビ治療やシミの相談に携わってきました。一般内科・皮膚科での診療に尽力する中で、お子さまからご高齢の方まで、老若男女を問わずご信頼をいただいてきたと自負しています。
その経験を活かし、埼玉県所沢市のわかさクリニックにおいて美容皮膚科を立ち上げたのが、2014年のことです。そこでは、月間1,000人を超える患者さまのうち、半数以上の方が継続的な通院を希望され、ご家族で来院される方も珍しくありません。
その頃から今も変わらず私が心掛けるのは、患者さまご自身に、自らが本来持っている美しさを知っていただくこと。また、それをさらに引き出すことに喜びを感じていただくことです。これこそが、あらゆる美や健康に繋がる原点であると信じています。